対談：アーサー・ジャファとベン・コールドウェル @ ART + PRACTICE

アーサー・ジャファ （アメリカ、1960年生まれ）は、アーティスト、映画監督、撮影監督です。30年にわたり、ジャファは黒人という存在の普遍的かつ具体的な表現に言及し、疑問を投げかける映画、工芸品、ハプニングからなるダイナミックな実践を展開してきました。ジャファの実践の多様な側面を浮き彫りにするのは、繰り返し問いかけられる問いです。それは、オブジェ、静止画、動画といった視覚メディアは、アメリカ文化における黒人音楽に内在する力強さ、美しさ、そして疎外感を、いかにして伝えるのか、という問いです。

ベン・コールドウェルを紹介します。砂漠出身の夢想家。青春時代は空を見上げ、祖父が地元の映画館で映画を上映するのを見ていました。ベトナム戦争で銃を捨ててカメラを手にした若きアーティスト兼兵士。1960年代から1980年代のロサンゼルス反乱映画運動で成人し、映画を癒しと解放をもたらす道具として思い描いた学生。1984年にKAOSネットワークを開設した、地域に密着した映画製作者、教育者、文化プロデューサー。このネットワークは世代を超えたメディアアートの拠点であり、レイマートパークビレッジの黒人の芸術性、友情、愛の伝統を守るのに役立っています。